インタビュー
既存システムとのシームレスな連携で世界中どこにいても万全なセキュリテイを実現
株式会社エーエルジェイ 様
- 業種 情報通信 / サービス
- 導入ソリューション 顔認証APIソリューション
業務系Webアプリケーション開発をしている株式会社エーエルジェイでは、独自開発をされているIT業界特化型 エンジニア統合管理プラットフォーム「ALJ GHR」と 「JCV Cloud AnySee」を連携し、自社利用しています。これにより働き方や場所に左右されないセキュリティの高い環境を実現しています。
今回の導入に至った経緯や実際の連携、運用についてお話を伺いました。
顔認証検討の背景と課題は?
株式会社エーエルジェイでは、勤怠管理や、人事評価、プロジェクト・スキル管理など、人材情報を統合・管理する、エンジニア統合管理プラットフォーム「ALJ GHR」を独自開発しており、現在社内で運用と改修を繰り返し、製品の精度を上げています。
社員の貴重なデータを一元で管理するという特性上、セキュリティは万全でなくてはなりません。そこで、セキュリティの高いログイン方法として顔認証を導入しました。
顔認証を導入された決め手は?
弊社では、働き方や働く場所が多様なボーダレスな組織体を目指しています。そのため、一部テレワーク勤務や、地方や海外在住の完全リモート勤務、お客様先でプロジェクトに参画している社員など、働き方や場所が様々です。
そのため、特別なデバイスが必要ない顔認証が弊社のスタイルに合っているのではないかと思い、導入を決めました。
「JCV Cloud Any See」を導入したきっかけは?
コロナ禍の日常において、マスクは欠かせないものとなっています。
「ALJ GHR」は人が集まるオフィスで使われることも多いため、マスクをしたまま顔認証が可能な点、さらに、マスク着用時における個人認識率が高いという安心感も選定の理由となりました。
また、既存システムに連携が可能という点でも「JCV Cloud AnySee」がベストだと思いました。
既存システムとの連携はうまくできましたか?
APIがシンプルかつ高速で試行がしやすく、機能開発が容易でした。ほかの既存のログイン認証処理の拡張性が低いシステムであったり、開発に時間のかかるプログラム言語やフレームワークであったりすると、2倍近くの時間や人数が必要になると予測しております。
導入後の効果を教えてください
顔認証のためにユーザーが新しく何かを用意する必要がなく、既存の写真データをシステムに一括登録することで、手間無くすぐに利用開始できました。
顔認証ログインが可能になったことで、パスワード忘れなどによる問い合わせが減り、管理者の工数削減にも繋がりました。
また、社員からは、パスワード入力の手間がなく、スピーディーにログインできることで毎朝のストレスが減ったとの声も上がっています。
今後の展望について教えてください
企業のセキュリティ事故がたびたびニュースに取り上げられ話題に上りますが、それだけ社会が企業に強固なセキュリティ対策を求めていることがわかります。顔認証は、セキュリティの高さ、使いやすさの点で、今後お客さまからの需要増加も予想されます。
「ALJ GHR」はIT業界に特化したエンジニア統合管理プラットフォームとして、今後商用化を視野に入れ開発中ですが、それと合わせてご提案することが可能になると捉えています。
また、社会のDXニーズも今後ますます高まることに対し、弊社のDX開発分野でも「JCV Cloud AnySee」を活用したシステム開発など、お客さまの課題解決にも役立てていけるものだと感じております。