~ソフトバンクの本社ではAI検温・顔認証を試験実施~
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、子会社である日本コンピュータビジョン株式会社(以下「JCV」)が開発・提供するAI検温ソリューションを、全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップに導入します。またソフトバンクの本社(汐留)には2020年3月から試験導入し、検温に加えて、顔認証による従業員の入館管理(ゲート開錠)を行っています※1。
今回導入するのは、JCVのAI検温ソリューション「SenseThunder(センス・サンダー)」です。AI(人工知能)を活用した顔認識技術と赤外線カメラにより、対象者がマスクや眼鏡を着用したままでも、所要時間0.5秒でスピーディーに体温を測定します※2 。 「SenseThunder」は検温と顔認証による入退館管理を同時に行う機能を備えていますが、ソフトバンクショップおよびワイモバイルショップでは検温のみ行います※3。すでに全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップでは、お客さまに非接触体温計を使った検温にご協力いただいていますが、本ソリューションにより、検温を自動かつ即時に行うことで、店舗スタッフの業務負荷を削減し、お客さまにとってより安全で安心できる店舗環境を整備します。またソフトバンクの本社では入館ゲートに設置し、検温と従業員の入館管理(ゲート開錠)を同時に行います。
導入の概要
1.ソフトバンクショップおよびワイモバイルショップ
対象 | 全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップ (約3,000店 ) |
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実施内容 | 来店するお客さまの検温 |
導入時期 | 2020年5月以降7月にかけて順次導入 (ソフトバンク銀座、ソフトバンク表参道、ソフトバンク六本木は先行して導入済み) |
ソリューション | 「SenseThunder-E(センス・サンダー・イー)」(通常モデル) 「SenseThunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」(コンパクトモデル ) |
(参考)新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策として、店舗で下記を行っています。
- 接客時の座席間隔の確保
- お客さまやスタッフが共通で使用する場所・物品の除菌
- スタッフ用のマスク・ゴーグルや、除菌シート・除菌スプレーの配備※4
- 対面接客用フェンスの配備※4
- スタッフのマスク着用、手洗い・うがいの徹底
- スタッフの毎朝の検温、健康状態の報告
2.ソフトバンク 本社(試験導入)
対象 | ソフトバンク本社ビル 1階エントランス 全入館ゲート |
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実施内容 | ・従業員および来社するお客さまの検温 ・従業員がゲートから入館する際の開錠 |
導入時期 | 2020年3月から試験導入※1 |
ソリューション | 「SenseThunder-E」 |
(備考)今後移転予定の新本社(竹芝)にも本ソリューションを導入する予定です。
<参考>
■「SenseThunder」について
- 「SenseThunder-E」(通常モデル)
対象者と1.5メートル離れた距離でも、所要時間0.5秒で検温を行い、体温を±0.3度の精度で測定可能。 - 「SenseThunder-Mini」(コンパクトモデル)
「SenseThunder-E」をコンパクトサイズ(5.5インチ)にしながら、従来の高い性能を維持したモデル。対象者と1.2メートル離れた距離でも、所要時間0.5秒で検温を行い、体温を±0.4度の精度で測定可能。 - ソリューションの詳細:
https://www.japancv.co.jp/solutions/thermography/ - 法人のお客さまからの問い合わせ先(ソフトバンク ):
https://www.softbank.jp/biz/ai/face_thermal_imaging/
「SenseThunder」は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、官公庁や医療・商業施設、企業などでの利用が拡大しています。今後、ソフトバンクはJCVと協力し、自社の法人顧客基盤を生かして、さまざまな産業分野への販売支援を行っていきます。
※1 2020年3月から検温を、2020年4月下旬から検温と顔認証による入館管理を実施しています。
※2 設置場所の環境などによって、理論値通りに計測できない場合があります。
※3 顔認証による入場管理は行わないため、お客さまの個人情報や画像データは一切取得しません。
※4 全店舗を対象に、店舗の状況に応じて順次配備しています。
【本件に関するお問い合わせ】
日本コンピュータビジョン株式会社 マーケティング担当
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