当社とファーストキッチン株式会社(以下 「ファーストキッチン」)は、株式会社プラネット、株式会社バリューデザインと連携し、ファーストキッチンが運営するウェンディーズ・ファーストキッチン赤坂見附店、渋谷センター街店及びファーストキッチン自由が丘店における顔認証決済のサービス展開に関して、合同で記者発表(2021年12月1日(水)10:00-11:00 Andaz Tokyo 51F Tokyo Studioにて)を行いました。
昨今、世界ではより便利で安全な顔決済がお客さまに支持され、急速に普及しています。顔認証決済は詐欺や不正利用を防ぐ最も効果的な方法として、お客さまにより早く、より便利で、より楽しい支払い方法、購入体験をご提供できるものとなります。まずは、3店舗で実証実験を行い、決済時間短縮で待ち時間削減による客数増、利便性向上による来店頻度アップ、特別クーポンの配信で新規顧客獲得などの効果を検証します。
ファーストキッチン代表取締役会長 アーネスト・M・比嘉氏は次のように述べています。
「デジタルトランスフォーメーション、ユーザーエクスペリエンス、ユーザーインターフェースは外食産業における接客時の“おもてなし”にも必要なことだと考えています。私たちがJCV社・プラネット社と一緒に開発した顔認証やAI、フリクションレスな決済サービスを使用すれば、お客さまに“おもてなし”をご提供できます。」
ファーストキッチン代表取締役社長 紫関修氏は次のように述べています。
「挨拶などの温かみのあるサービスは機械で置き換えることはできません。一方で、大きなデータを記憶し、瞬時にそれを利用したサービスを提供することはITやそれを装備した機械によって実現できます。人と機械の長所を理解し、それを組み合わせることによって最高のサービスを提供する。そして、どこでも同様なサービスを提供する。ITの進歩はそのようなことを実現させるのではないかと思います。」
ファーストキッチンの決済システム構築を担い、POSレジ、KIOSK(キオスク)など飲食業界向けITサービスを提供する、株式会社プラネット 代表取締役社長 塩田 晃弘氏は次のように述べています。
「当社の開発したセルフオーダー型キヨスク端末は、クレジットカード、電子マネー、QRコード、ハウスプリペイドカードに加え現金にも対応する。また、4カ国語にも対応し、外国人も利用できる。今後、お客さまのインサイトをしっかりと把握することで、快適で価値のある店舗体験を実現するソリューションをファーストキッチン様と共に開発したいと考えております。」
顔認証決済時に決済手段として選択可能なハウス電子マネー『マイファーストカード』を提供する、株式会社バリューデザイン 常務取締役 林 秀治氏は次のように述べています。
「当社はハウス電子マネー(プリペイドカード)による、キャッシュレス決済サービスの提供を行っております。ファーストキッチン様にはマイファーストカードとして2019年5月から導入頂き、今回顔認証決済の支払手段として採用されました。「ハウス電子マネー」を軸とし、デジタルギフト発行サービス、デジタルマーケティング・分析ツールなどを提供し、販促DXを推進してまいります。」
ファーストキッチンに採用頂いた顔認証をはじめとしたAI画像認識ソリューションを提供する、日本コンピュータビジョン株式会社 代表取締役社長 アンドリュー・シュワベッカーは次のように述べています。
「当社のパートナーであるPopID社を通じて、当社の顔認識アルゴリズムを用いた技術を展開しています。数百のレストラン、数千人のユーザーに展開し、素晴らしい結果を得ています。多くの飲食店が顔認証システムを活用できるようなソリューションを構築し、顧客体験の向上や店舗運営の効率化に寄与していきたいと考えております。」
当社は、お客さまへ画像認識の利便性提供と合わせ、パートナー企業さまと協力し、お客さま課題の解決やビジネス成長の実現に向けたソリューション、サービス開発を展開してまいります。
【関係者向け実証実験】
日時:2021年12月1日~14日(14日間)
場所:ウェンディーズ・ファーストキッチン 赤坂見附店
決済方法:クレジットカードのみ
登録方法:添付ファイル参照(顔認証決済_関係者向けマニュアル)
利用方法:赤坂見附店のセルフレジのみ利用可能
【一般参加可能な実証実験】
日時:2021年12月15日~2022年2月28日(76日間)
場所:ウェンディーズ・ファーストキッチン 赤坂見附店
ウェンディーズ・ファーストキッチン 渋谷センター街店
ファーストキッチン 自由が丘店
決済方法:クレジットカードならびに、マイファーストカード(ハウスプリペイドカード)
登録方法:ホームページ・店頭にて公開予定
利用方法:対象3店舗のセルフレジのみ利用可能