日本コンピュータビジョン株式会社(以下 JCV)が提供する顔認証API「JCV Cloud AnySee」が、凸版印刷株式会社のグループ会社であるTOPPANエッジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:添田 秀樹、以下 TOPPANエッジ)が展開するオフィス向け顔認証クラウドサービス「CloakOne Face」に採用されました。
第一弾プロダクトとして、JCVが提供する顔認証端末(SenseThunder、SensePass)を利用し、勤怠管理システムや入退ゲートなど、様々なオフィス関連サービスでの顔認証を可能に致します。
◾️入退管理システムや勤怠管理システム等と連携するCloakOne Face
TOPPANエッジが開発した顔認証サービスは、WebAPI 接続により、顔認証の結果を、さまざまな外部サービスにシームレスに連携可能です。
CloakOneは”オフィスにおける人の認証をひと続きに”をコンセプトに開発され、勤怠管理や入退管理など、様々なオフィス関連サービスでの顔認証を実現いたします。また、TOPPANエッジはIDカードの製造・発行の分野のリーディングカンパニーであり、個人情報の取り扱いに関する豊富な実績を持っております。従来の業務のノウハウを活かし、CloakOne Faceでは顔認証に必要な顔写真データをセキュアな環境で適切に管理するとともに、認証機能をWebAPIで提供するプラットフォームサービスです。今後も食堂決済や来訪受付など、サービス連携を拡充させ、オフィスのあらゆる認証シーンでの顔認証を展開していきます。
・「JCV Cloud AnySee」の特長
1.充実した顔認証機能を提供
豊富な顔認証APIセット(顔データ管理、顔検索(1:N)、顔比較(1:1)、顔検知)を備えています。あらゆる用途における顔認証に対応し、高度な専門知識を必要とせずに利用ができます。
2.より快適でパワフルな認証処理
特徴量データ、検索時(1:N)の数量を制限なくデータベース内に登録が可能です。メタデータフィルタリング検索を適用し、さまざまな検索範囲を自由に絞ることで、通常では実現困難なデータシャーディング処理を簡単に実現できます。その結果として、誤認証率と認証速度をさらに改善することができます。
3. 高可用性を実現する信頼性
高可用性を確保するためのフェイルオーバー機能を有しています。仮に対象サーバーに障害が発生した場合、他の稼働中のサーバーの処理能力を利用し、キュー内の残りのタスクを振り分けます。ダウンタイムを発生せず高品質なサービス提供を行います。
4. フレキシブルな拡張性
アーキテクチャはスケーラブルとなり、ビジネスが成長しサーバーを追加するような場合でも、システムは新しく追加されたユニットのコンピューティング能力を自動的に検出し、負荷のバランスを調整して、最適なパフォーマンスを維持することができます。
5. 豊富な属性検知機能を提供
年齢(下限、上限、平均値)、性別、マスク着用状態などの検知機能を有しております。認証行為のみならず属性検知機能の共用が可能です。
・今後の展望
JCVは、約4,800社以上の企業導入実績やノウハウをベースに画像認識サービスプラットフォームを自社開発し、高度なアルゴリズムによる顔検知、サーバー認証における迅速な照合を提供します。また、国際的に認知されたベンチマークISO/IEC 30107に準拠した評価を取得した生体検知技術により、本人になりすました写真や動画での認証をブロックし、強固なセキュリティ環境を構築すると共にバックオフィス業務のデジタライゼーションに寄与しお客さまの課題解決をはじめ、既存システムやサービスとの連携によるソリューションを提供し、バイオメトリクスの付加価値を提供して参ります。
日本コンピュータビジョンは、高度なコンピュータビジョンソリューションに特化したリーディングテクノロジー企業です。セキュリティとイノベーションに重点を置き、世界中の人々の生活を変え、向上させる最先端技術を提供することを目的としています。
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